LIVElog/@ぴあ | ASIAN KUNG-FU GENERATION 「NANO-MUGEN CIRCUIT 2010」@Zepp Tokyo

ASIAN KUNG-FU GENERATION 「NANO-MUGEN CIRCUIT 2010」@Zepp Tokyo

ASIAN KUNG-FU GENERATION
「NANO-MUGEN CIRCUIT 2010」
7月24日@Zepp Tokyo

横浜BLITZの翌日は、Zepp Tokyoで行われた「NANO-MUGEN CIRCUIT 2010」。この日も、山田伊地知の前説からスタート。「ナノムゲンと言ったら、欠かせないものがあります。このMCです」(伊地知)、そう、オーディエンスもこのふたりの登場から、すでに大盛り上がり。2人の軽妙なトークの後に登場するトップバッターはテルスター。「テルスター、ひと言で行ったらアニキですよ」(伊地知)という紹介もあったが、アジカンとテルスターは古くからのバンド仲間だ。そんなテルスターがまずZepp Tokyoに熱い1曲を放つ。ボーカルの横山はMCで「僕たちの情熱が伝わるか、伝わらないか、いささか不安ですが・・・」と口にしていたが、自らの身体を絞りきるようにして届けられたエモーショナルなナンバーからは、彼らのあふれんばかりの情熱を感じずにはいられなかった。「僕ら15年くらいやってるんですけど、諦めません!!」といった力強い言葉が、ずっしりと心に響いた人は少なくなかっただろう。

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ここで、この日も昨日同様、後藤喜多がステージへ。前説で登場した山田と伊地知のネタばらしなどで会場を和ませながら、次に出演を控える環ROYを紹介する。「僕たちのフェスに初めてヒップホップ・アーティストを呼びました。本当にカッコイイので、身体で楽しんでください」。そんな後藤からの紹介後、「超ありがてぇっす」とステージに現れた環ROY。ラップはもちろん、時にはDJもしながらトラックを操る、完全なひとりセットでステージを縦横無尽に動き回る姿に、3000人のオーディエンスの視線が集中。言葉遊びのようにビートを刻みながら放たれるフロウに、いつしか3000人のオーディエンスの身体が揺れていく。1曲ごとに、曲の解説やら感謝の言葉やらを伝えるスタイルも相俟って、ステージと観客が繫がれていった。

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今度は、喜多と山田が「日本に来ることがバンドの目標のひとつだった」という、ラ・ラ・ライオットを紹介。そんな目標だった日本でのライブも、この日で3回目ということもあってか、ステージ上のラ・ラ・ライオット5人は昨日より肩のチカラがいい意味で抜け、弾むようなグルーヴを生んでいく。バイオリン、チェロ、ギター、キーボードが織りなすサウンドは、聴き手の心を豊かに彩ってくれる。そして何よりも、楽しそうなに演奏するメンバーのバイブスが、オーディエンスに伝染していくかのように、会場に笑顔が光っていた。

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本日のトリを務めるのは、もちろんASIAN KUNG-FU GENERATION。この日は、昨日のセットリストと若干の変更もあり、昨日ラストで披露してくれた『迷子犬と雨のビート』を3曲目に演奏。この曲の持つ軽快な雰囲気がより自由な空気を導き、早くからポジティブなエネルギーに包まれる。加えて、エモーショナルでありキレのある演奏が楽曲の持つ世界観を描き出す。今日のアジカンのステージングはいつも以上に熱い。「テルスターに触発されて懐かしい曲をやります」と届けてくれた『フラッシュバック』『羅針盤』では、オーディエンスがさらにヒートアップ。終盤に奏でられた『センスレス』で、ギターアンプの上に乗りオーディエンスをさらに煽る後藤の姿は、勇ましくもあった。

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アンコールでは、ニュー・アルバムから『ラストダンスは悲しみを乗せて』を挟み、最後は全員でセッション。このサーキットでのセッションために作られたというナンバーだ。オーディエンスを含め会場中で“ラララ”と歌い会場中がひとつになる。途中、環ROYがフリースタイルを披露し、会場はさらに熱を増してこの日の1日を終えた。

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■Zepp Tokyo読者レポーター 直井紗貴子さん 

今回のNANOではアルバム『マジックディスク』の曲はもちろん「テルスターに刺激された」とのことで羅針盤やフラッシュバックといった懐かしい曲も聴けてファンとしては最高の一夜でした。ラストのアンコールも参加アーティストで即興セッションが行われ、私は満たされたような心地よい気持ちになり、ライブ直後は覚えていたセットリストを忘れてしまうほどよかったです。アジカンはもちろん一緒に出演していたテルスター環ROYラ・ラ・ライオット、特に環ROYにはラップということで異質な感じを受けつつ新鮮さも感じ、ラ・ラ・ライオットはロックバンドにチェロとバイオリンの奏者のメンバーにバンドの演奏に面白さを感じ音楽に対する新たな興味を持たされるような一夜でもありました。

撮影:TEPPEI


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