LIVElog/@ぴあ | 怒髪天@SHIBUYA-AX

怒髪天@SHIBUYA-AX

我らが兄ィ、増子直純擁する怒髪天が、
4月12日SHIBUYA-AXにて「4.12春の陣“スプリング・ファイト労働戦士決起集会”」を開催。
4月22日にリリースしたニュー・アルバム『プロレタリアン・ラリアット』も好評の
彼らの決起集会、ここに記す!


20090424_dohatsuten_01.jpg

******************************************

この日の渋谷はうららかな春の陽気に包まれていた。
なにしろ世間は日曜日。皆、休日を朗らかに楽しんでいたのだろう。
しかし!
そんな平穏ムードをぶち壊すように、突如、SHIBUYA-AXに大きな大きなサイレンが鳴り響いた。

サイレンを合図に幕を開けたのは、怒髪天による労働戦士決起集会!
過去最高動員数の1500人もの戦士たちが集い、シュプレヒコールで怒髪天を迎え撃った。
「労働戦士の皆さん、本日はよくぞ集まってくれた。これはちょっとした暴動だ!」(増子)

集会は、今回のスローガンともいえるナンバー、『労働CALLING』でスタート。
白いシャツに身を包み、左腕に真っ赤な腕章を誇らしげにつけたメンバーは、次々と労働歌をたたみかける。


20090424_dohatsuten_02.jpg


社会人への必殺応援歌『喰うために働いて 生きるために唄え!』。
「先代から伝わる素晴らしい労働歌を」(増子)と、日雇い労働者を歌った岡林信康の名曲『山谷ブルース』。
全国のビール党へ告ぐ『ビール・オア・ダイ』。
ダメ男の泣き笑いソング『宿六小唄』。
「仕事で疲れているだろう。いや、仕事で疲れたい、という人もいるだろう。もう頑張れないと思っても、明日も頑張らないといけない。そんな人たちへ!」(増子)と、労働者たちへの激励チューン『俺達は明日を撃つ!』。

さらに、4月22日にリリースされるニュー・アルバム『プロレタリアン・ラリアット』から新曲『よりみち』を披露。
新譜のテーマは、ずばり、「生きる」と「働く」という2本柱。
「今回は、ややコンセプトアルバム的なものを掲げようと考えて作った作品。タイトルの『プロレタリアン・ラリアット』は、プロレスラーのスタンハンセンの必殺技『ウエスタン・ラリアット』にかけた昭和な駄洒落。要は、『労働者から必殺の一撃!』という意味だよね。2大テーマである生きることと働くことは、どっちも大変なことなんだよ。でも、俯瞰で観るとなんか笑える。そういう自分の悲惨な状況を笑えるかどうか、が大事。嘆くばっかりじゃなくて、笑いに変えるようにしたい」(増子)


20090424_dohatsuten_03.jpg


「1万2千円(定額給付金)、いつくれるんだ!」(増子)などと、若干のボヤきも入りつつ、お馴染みのライブ・チューン「酒燃料爆進曲」を演奏し、ステージを去るメンバー。
フロアはもうすっかりデキ上がり、一向に熱いコールが鳴り止まない。
この様子は、まさに「スプリング・ファイト」の言葉通り、春闘さながら。
労働戦士たちが掲げる要求はただひとつ。怒髪天の再登場だ!

その声に応え、ステージに上がったメンバー。
「今日もまた、客席見られない病になってますよ、グッときちゃって」(増子)

アンコールで披露した軽快な千鳥足ソング『ヘベレ・ケレレ・ヨー』では、増子による客イジりが展開。
「まずは男! 男だけのコーラス!」
野太い男の声が会場に響き渡り、フロアをビリビリと揺らす。
「次は女性軍!」
女性たちも負けじと大声でコーラス。その勢いに、「草食系男子、食べちゃうんじゃないの?」と、増子もニンマリ。
「今、働いていないやつ!」
意外と多数の声が返ってきて、増子は思わず男泣き。「大丈夫、大丈夫・・・・・・」と、涙をぬぐった。
「先週、10時間以上、残業したやつ!」
これに対しても大きな反応が。増子は「働きすぎ!」と、客席をねぎらった。
「でも、仕事がなくても、仕事が大変でも、素敵な恋人がいれば乗り越えられるかもしれない。さぁ、彼氏、彼女のいない人ーっ!」
この呼びかけには、男女交えた大きなコーラスがヤケクソのように戻ってきた。ここまでくると増子も涙を抑えられない。「そのうち、なんとかなると思う・・・・・・みんなで南の島で暮らそう」と、優しくシングルたちを慰めた。
そして、最後は全員でコーラス。
「ヘベレヘベレヘベレケレレヨー!!!」


20090424_dohatsuten_04.jpg


飲んで、歌って、踊って、叫んで、会場一体となって行われた決起集会の幕引き曲は、『8時だヨ!全員集合』の舞台転換時の音。
♪チャチャチャチャッチャカチャー♪のコミカルな音楽に、思わず客席も大爆笑。
怒髪天は、100年に一度の不況と言われる今日の陰湿なムードを、最後に笑いで吹き飛ばしたのだった。

今、あなたは自分の状況を笑えるだろうか?
労働者たちの悲しみはまだまだ続くかもしれない。
けっこう報われないことも多いかもしれない。
でも、そんなとき、我々には怒髪天がある。
涙が出そうなときは、怒髪天と共に笑い飛ばせばいい。

「世のため人のため 愛する君のため 我ら戦い続ける 労働戦士達 泣くな! 働き者」(労働CALLING)

さてさて。
ドリフのコントのようにズッコけつつ笑いながら、また明日もいっちょ働きますか!


Text●生田ユリ


>>怒髪天の公演情報はこちらから

>>@ぴあニュース/怒髪天

>>ぴあ関西版WEB連載「怒髪天 増子直純のナニワ珍遊道」はこちら!

>>増子直純の「男子たるもの」連載/女性自身公式サイトはこちら!

>>怒髪天公式サイトへ

>>インペリアルレコードの怒髪天公式サイトへ

トラックバック

トラックバックURL: