LIVElog/@ぴあ | ギターウルフ@日比谷野外大音楽堂

ギターウルフ@日比谷野外大音楽堂

558日ぶりに復活を遂げたギターウルフが、
4月4日に日比谷野外大音楽堂にて復活ライブ
「ギターウルフ 69COME BACK SPECIAL『宇宙戦艦ラヴ』」を開催!

本能が蘇るような、待ってた甲斐アリの熱きライブを見せてくれました!
おかえり、ギターウルフ!!!


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2007年9月24日、恵比寿リキッドルームのライブから約1年半ぶり。
ハードなライブの積み重ねでダメージを負ったセイジのオーバーホールも完了し、ギターウルフ遂に復活だ!
黒黒黒、日比谷の野音が真っ黒け! 会場の革ジャン率はかなりの高さである。
ラモーンズのSEが流れる中、ドラムウルフ・トオル、ベースウルフ・U.G、ギターウルフ・セイジの順にステージに現れる。
バックから照明が光り映画『仁義なき戦い』のテーマが聴こえてくると、観客の「オイ! オイ!」というコールがこだまする。
セイジがビールを一気に飲み干し、耳をつんざくギターが鳴り響く。
「よく来てくれたぜベイベー! 待たせたぜ!」というセイジのMCからマグネシウムが爆裂し、『ジェットジェネレーション』でライブスタート!!


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長いブランクを感じさせないパワーで演奏しまくるウルフ。
復活のうれしさからか、セイジの歌とギターが走り気味なところもあったが、それすらもオッケーに思わせてしまうのがウルフの凄さ。
続いては最高のファストチューン『ミサイルミー』。
亡きビリー(3月31日は彼の4回目の命日だった)が歌っていたこの曲を、U.Gが自分流に荒々しく歌う姿にはグッときてしまう。
だが、3人は感傷に浸る隙なんか与えずに『オールナイトでぶっとばせ!!』『ケンカロック』と、爆音ロケンローを次々と叩き付けて来る。


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キャッチーなメロディが光る『UFOロマンティクス』では、スモークが霧のように会場を流れ、証明の光がまるで“野音にUFO着陸”みたいになるゴッドアングルも勃発。
そして『ワイルドゼロ』の辺りでは、もはやサウンドが音の塊のような状態に突入。
そこが素晴らしい!
ウルフを単にガレージ・バンドと捉えるのもいいが、ノイズ、インダストリアル、ミニマルといった域まで、演奏し続けていくと、本人たちが意図せず自然とそうなってしまうのがたまらない。
そうかと思えば『火星ツイスト』で「火星のダンスを教えてやる!」とセイジが踊りだしたりと見所も満載だ。


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そして『KICK OUT THE JAMS』が始まると、観客は大ヒートアップ!
トオルの振りかぶってスネアを叩きまくる姿も最高だ。
セイジが観客のひとりをステージに引っ張り上げギターを弾かせるやりとりも健在。
そこから『RUMBLE』に流れて「ロッケンロォォオー!」の雄叫びがこだまして本編終了。
だが、日比谷に狂い咲いたロック魂はまだまだ炎上し続け『レッドロカビリー』『環七フィーバー』を披露。
2度目のアンコールに入ると、セイジは観客の中で『高校生アクション』を歌い、そして『爆音ブラッド』を超高速でぶっ放す。
それでも観客は帰らずにアンコールを求めると、セイジひとりがステージに出てきて「くらえ、愛の歌!」と叫び『アイ・ラヴ・ユー、OK』を聴かせて、記念すべき復活ライブを締めくくった。


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音楽は、変わっていくカッコよさもあれば、変わらずにそのスタイルを極めるカッコよさもある。
ウルフに関しては完全に後者。
しかも、ただ音楽スタイルをキープするだけじゃなく、パワーアップさせていくのがウルフの強さ。
復活してショボくなるなんてウルフの辞書にはありえない話だ。
それを彼らは、このライブで見事に証明してくれた。
それと改めて思ったのは、若いロックファンでウルフを見たことないって人に、ぜひ彼らのライブを見てほしいってこと。
それは、好き嫌いとかジャンルも人種も関係なく、人間の本能を高ぶらせる特別な何かを感じとれるはずだからだ(DVD『LIVE AT 世界→オオカミライジング』も見て!)。
ほんと、20年以上テンション上がり続けてるバンドなんて、世界中探してもなかなかいないよ。
彼らの不変の凄みは、ここからまだまだCONTINUE。
走り出したら止まらねーんです!

Text●土屋恵介
Photo●柴田恵理


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