LIVElog/@ぴあ | スコット・マーフィー/オレスカバンド@渋谷CLUB QUATTRO

スコット・マーフィー/オレスカバンド@渋谷CLUB QUATTRO

J-POPをこよなく愛するパンクロッカー、スコット・マーフィーが、
オレスカバンドとともに2月27日、渋谷CLUB QUATTROに登場。
熱気みなぎる写真とももに当日の模様をお届けします!


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正真正銘のアメリカンながら流暢な日本語でJ-POPをカバーする異色のパンクロッカー、
スコット・マーフィーが、ニュー・アルバム『GUILTY PLEASURES 3』を引っさげて東名阪QUATTROワンマン・ツアーを開催。
毎回、その豪華なバックバンドにも注目が集まるスコットのライブだが、今回ステージを共にするのはオレスカバンド! 
そう、日本人として初めて、アメリカを巡るパンク祭典『WARPED TOUR』に全箇所参加したスカ娘六人衆である。
日本を沸かせるスコットと、アメリカを沸かせるオレスカ……この国際交流が、面白くないわけがないでしょう!?


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ということで行ってきました、ツアー最終日となる渋谷CLUB QUATTRO。
ソールドアウトの大盛況である。
パンクキッズだけではなく、サラリーマンやアラフォー女子も見受けられるのは、ワイドショーにも出演し、お茶の間でも活躍するスコットならではだ。


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まずはオレスカバンドが単独で登場。
「今日でツアーが終わるのが寂しい!」と何度も叫びながら、ダイナミックなパフォーマンスを展開していく。
演奏も、笑顔も、MCの声までも(!!)、とにかくデッカイ彼女たち。
アメリカを踊らせたのも頷ける、ピュアでピースフルなスカ・ヴァイブスに、すっかり魅了されてしまった。


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そしてスコットの出番を待っていると、ライブではお馴染みの、注意事項を告げる陰アナが流れ出た……ん!? この声、スコット本人じゃないか!? すぐに気付いたオーディエンスがざわめきだす。
しかも「歌詞をまちがっても突っ込まないで下さい」とか、
「MCが面白くなくても笑って下さい」とか、無茶苦茶な注意事項なのだ。
オン・ステージ前から笑いを掻っ攫うスコット、憎い男である。


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さぁ、いよいよオレスカをバックバンドに引き連れて、スコットが現れた。
いきなり1曲目からキラーチューン「ドラえもんのテーマ」。
誰もが《タケコプター!》と絶叫し、場内の温度がギューンと上がる。
さらに煽るように、CDよりシャウト気味で歌い上げるスコット。
オレスカとのコラボレーションも、これでリハ数回しかやってないの!?と思えるほどに、序盤からベストマッチしていた。
それも、スコットがカバーするJ-POPに、ホーンセクション込みの華やかなアレンジが似合うというだけではなく、両者の共有する歌謡性とパンク魂が見事にアグレッシブなハーモニーを奏でていたからと言えるだろう。


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カバー以外にも、自身のオリジナル曲「Falling Apart」や、現在活動休止中の自身のバンドAllisterの「Flypaper」をプレイしたりと、そのポテンシャルを遺憾なくアピール。
さらには、「となりのトトロ」を、フロアから選ばれたオーディエンスをステージに上げて歌わせたり、じゃんけん大会を催して非売品Tシャツをプレゼントしたり、お楽しみをたくさん盛り込んで、エンターテイナーとしての役割も全うしていた。
そしてラストの「CHERRY」ではカラフルな風船も舞い、ピースフルな空気を生み出して7人はステージを降りた。


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しかし驚きはまだまだ終わらない。
鳴り止まぬアンコールに対して再び現れたスコットは、何とスーツ&メガネ姿!! 
全身で感謝の意を表そうとしての策、だったようで、その姿で流暢な日本語でオーディエンスへのメッセージを読み上げていた。
その後はスコットのバースディを祝うべくオレスカの面々が花束を持って登場し、オーディエンスも含めて全員で記念撮影!
ラストは「島歌」で大団円を迎え、最後はオレスカの音頭で「スコットバンザイ!」コールを沸き起こしてライブは幕を閉じた。息をつく間もないほど楽しめることしかない、スコットの真髄が現れたかのような素晴らしい夜だった。

Text●高橋美穂

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