LIVElog/@ぴあ | ミドリ ワンマンライブ CLUB CITTA'

ミドリ ワンマンライブ CLUB CITTA'

セーラー服姿で歌う後藤まりこを中心に
圧倒的なライブ・パフォーマンスで話題の新人バンド・ミドリ。

急遽、決定した川崎・CLUB CITTA'での
ワンマンライブ(10月4日)のライブレポートが到着!

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初めてミドリを観たのは新宿ロフトで、今回観たのは川崎クラブチッタ。なにしろ箱の規模が違う。ちなみに後藤まりこの髪型も違う。でも、演ってることは一緒だった。ミドリにとって関東でのワンマンは今年5月の下北沢SHELTER以来2度目。規模も髪型も違うにせよ、いつも通り、相変わらずな感じで2ndステージは幕を開けた。

この“相変わらず”感が、私をハラハラさせた。こんなに大きなライブハウスに集まったお客さんの中には、初めてミドリを観る人もいるんじゃなかろうか。ミドリが仕掛ける暴挙のとばっちりを受ける人がいるんじゃなかろうか。

そんな心配をよそに、ライブは一発目の「うわさのあの子」からフル・テンション。後藤がかきならす轟音ギターと、自在に飛び回る鍵盤音。それを支える無骨なドラムとベース。パンクでロックな楽曲が次々と乱暴に繰り出される。

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中盤になると、後藤が観客に食ってかかる。オーディエンスからの声援には「うるさいっ!」で一喝。「あんたら、死ね、あほんだら!」と、関西弁でわめき散らす。そう、観客vsミドリの戦いは、双方、気を許すとヤラれてしまう真剣勝負だ。

さらに後藤のバトルは続く。「愛って悲しいね」の演奏中、突然、ギターを床に叩きつけた。後藤vsギター。哀れ、敗者ギターは真っ二つ。ギターのボディはアンプにぐるぐる巻きで祀られ、ネックはポ~イと客席に放り投げられた。

さぁ、そこからはギターなし。後藤はセーラー服姿のまま、高さ5mはあろうかと思われるスピーカーから客席にダイブ! 客の上でさんざん暴れ倒す。そして「お猿」、「獄衣deサンバ」、「あんたは誰や」と怒涛のライブ・チューンが炸裂。

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こうなると、フロアはもう戦場状態だ。ミドリが放つ音に、客も全身で応えるし、後藤の言葉も真っ向から受けてたつ。勝敗が決まらぬままライブは終了したが、オーディエンスからはアンコールの声が止まらない。急遽、予定にはなかったアンコールで、新曲を発表。この嬉しいプレゼントに、観客からも大きな声援が送られた。

今回も小憎たらしい後藤の暴言を浴びせられたのだが、暴言を吐きつつも、後藤は何度も何度も言うのだった。

「来てくれてありがとう」

「愛してる、愛してる」

このギャップもまた、小憎たらしいこと、このうえない。


Text●生田ユリ Photo●平沼久奈

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