LIVElog/@ぴあ | SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2008 1日目

SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2008 1日目

1996年にスタートし、今年で13回目を迎えたスペースシャワーTV主催の野外ライブイベント
「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2008」。
昨年より富士山を望む山中湖畔にて2日間にわたり開催している。
今年、初日に登場した計12組のアーティストの中から8組のライブの模様をレポート!

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■10-FEET
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小雨が降りしきる中、初日のLAKESIDE STAGEトップを飾ったのは10-FEET。1曲目「STONE COLD BREAK」の爆音が山中湖に響きわたると一気にヒートアップ。「悪ガキども目を覚ませよー!(※午前11時過ぎでした)」と煽ったり、途中、観客全員を座らせ、ウェーブをリクエストしたりしていたが、それに応える観客たちのパワーも全開。色とりどりのタオルを振り回す様は壮観だった。ロック、パンク、レゲエ、ヒップホップ等さまざまなジャンルの音楽を10-FEET流に取り入れたサウンドは幅が広く、観る人を飽きさせない。TAKUMAの「こんくらい雨降ってた方が想い出に残るんとちゃうんかー!」という言葉通り、暴れて火照った身体に雨のシャワーも気持ちよく感じられる、記憶に残る熱いライブだった。


■Superfly
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お昼過ぎ、2年連続出演のSuperflyが登場。CMでおなじみとなった「Hi-Five」で元気にスタート。昨年は霧で視界が悪かったようで、「今年は後ろの方までお客さんの顔を見ながら歌えて幸せです!」と嬉しそうに話した志帆。大自然に響いて溶けていく彼女の歌声はとても気持ちよく、こちらの方こそ幸せな気分にさせてくれてありがとう! ラストは「Superflyにとっても大切な曲で、みんなと心をひとつにつなげることができた曲です」と「愛をこめて花束を」を優しくかつ力強く届けてくれた。


■DOES
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Mt.FUJI STAGEに移動してみると間もなく、3ピースバンドDOESのステージが始まった。「いい天気だね。いい曇天模様だね」と空を見上げて氏原がポツリと漏らした後に演奏した「曇天」は、アップテンポの重厚なサウンドなのにどこか哀愁の漂うメロディ。今にも雨が降り出しそうな空模様も、まるでその世界観を盛りたてているようでとても印象的だった。大自然の中のライブはこういう楽しみ方ができるのも醍醐味のうち。こちらのステージは、後方が大きな窓のように空いていて天気が良ければ富士山をバックに眺められるようになっていたのだが、あいにく雲に隠れてしまっていた。そんな中「少しでも晴れるように、陽が差すように新曲やりましょう」と10月発売予定の「陽はまた昇る」を披露した。


■マキシマム ザ ホルモン
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LAKESIDE STAGEでは、マキシマム ザ ホルモンが登場。おなじみのポーズで飛び跳ね、歓声を送っているみんなのテンションは既にアガりまくりで、待ちきれない熱気に満ちあふれていた。最新シングルに収録の「F」からスタートし、会場の盛り上がりと共に徐々に強まる雨。紅一点のナヲが「ドラムの所まで雨が吹き込んでくるなんて聞いてないんですけど! メイク落ちちゃう(乙女風に)…してねぇよ! でもこれ特殊効果だから(笑)」と言えば、ダイスケはんが「スペースシャワーが今年一番予算かけたのは、この雨!」と笑わせてくれる。テンポ良いMCで、ますますぐっと惹きつける。恒例の“恋のおまじない”では、後ろの方でカッパを着ていた人たちまで上体を仰け反らせていた光景にメンバーも満足気。そのまま勢いにのり最後まで観客たちは熱狂のライブに燃え尽きた。ライブ直後、芝生の上に大の字に寝転んで力尽きていた男の子の満足そうな顔がライブの全てを物語っているようだった。


■SPECIAL OTHERS
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雨脚も弱まった頃、Mt.FUJI STAGEにジャムバンドSPECIAL OTHERSが登場。オーガニックなグルーヴとポップでメロディアスな楽曲に穏やかな時間が流れていく。しばしのリラックスタイム。MCで「後ろの方、晴れてきてませんか? 俺たちがやると晴れるんですよ」と言っていたのだが、本当にだんだん霧が晴れていって、終わったあたりから次第に富士山が姿を現しだしたのもこの日の感動的な出来事の一つだった。


■9mm Parabellum Bullet
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山中湖の畔を歩きながらくっきりと姿を現した富士山に見とれていると、LAKESIDE STAGEから轟音が響いてきた。9mm Parabellum Bulletのライブが始まった。激しく、狂ったような強烈なステージで観客を魅了していく。10月にアルバムをリリース、さらに全国ツアーの開催を発表すると大きな拍手が沸き起こった。「こっから先は晴れるしかないから。こんな陳腐な言い方しかできないけど最後まで楽しんで帰ってください」と静かな口調の菅原。でもこれが曲を始めると、スイッチが入ったように一転してしまうギャップもまた面白い。「キューミリ パラベラム バレットです」とMCの度に挨拶してました。覚えておいて損はないですよ。


■BOOM BOOM SATELLITES
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陽も落ちかけ涼しくなってきた頃、初日Mt.FUJI STAGEのトリはBOOM BOOM SATELLITES。エレクトロニックとロックを融合させた未知の音楽を創造し続ける日本屈指のクリエイターの登場。みんな自然に思い思いに音に身を任せて踊り始める。薄闇の中に光を散りばめる照明も、時折降り注いでくる雨も、幻想的な雰囲気を深め、まるで異次元にいるよう。最初は遠巻きに観ていた人たちも、いつしか輪の中に入っていき、違う世界にトリップしたようにその空間を楽しんでいた。


■東京スカパラダイスオーケストラ
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初日のラストを飾ったのは、東京スカパラダイスオーケストラ。ラストにふさわしいパワフルな音が鳴り響く。「今日はいい感じだね! 相当マイナスイオンな感じだね(笑)。終わり気持ちよくぶっ飛ばしていこう!」と谷中。爽快なリズムに乗って飛び跳ねる観客たち。湿った空気にカラッとしたサウンドが晴れやかに響きわたる。爽やかな余韻を残して1日目を締めくくった。

Text●@ぴあ編集部

このイベントの模様は、9月27日(土)・28日(日)21:00~25:00の2夜連続で合計8時間にわたりスペースシャワーTVで放送される。

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