LIVElog/@ぴあ | 氷室京介「20th anniversary LIVE 2008 JUST MOVIN’ ON -MORAL~PRESENT-」

氷室京介「20th anniversary LIVE 2008 JUST MOVIN’ ON -MORAL~PRESENT-」

ソロデビュー20周年を迎えた氷室京介が、7月20日から全国アリーナツアーをスタート。
9月14日に横浜アリーナで行われた公演のライブレポートが届きました!

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(c)BeatNix


ソロデビュー20周年を迎えたロックのカリスマ“ヒムロック”こと氷室京介。その記念となるツアー「20th anniversary LIVE 2008 JUST MOVIN’ ON -MORAL~PRESENT-」の追加公演が、9月14日横浜アリーナにて行われた。

アリーナをぎっしり埋める観客から、どこからともなく手拍子が沸き起こる。期待感が最高潮に高まったその瞬間、鳴り響く『SLEEPLESS NIGHT ~眠れない夜のために~』のイントロ。強烈なビートを伴った氷室京介の登場に、場内は一気にヒートアップ。さらに『Girls Be Girls Be Glamorous』などのロックナンバーをたたみ掛け、『MISTY~微妙に~』『Be Yourself』といった新旧のバラードを聴かせてゆく。この日の選曲は、彼の足跡と、ボーカリストとしての圧倒的な魅力を存分に伝えてくれる。そのうえ、なんと『季節が君だけを変える』『MARIONETTE』などのBOΦWY時代の代表曲まで披露した。“今”の氷室によって新たな生命が吹き込まれたナンバーに、観客も単なるノスタルジーではない、爆発的な熱狂をもって応えていた。

「記念のライブをみなさんの前で演れて光栄に思う」。そうMCで語る氷室の姿は自信と誇りに満ち、かつ穏やかでさえある。そして、ソロデビュー曲でもある『ANGEL』を「ずっと大切にしてきた8ビートのロックンロール」と紹介。観客の大合唱とともに本編を歌い終えた。続くアンコールも、この夜に相応しいスペシャルなもの。ソロデビュー時のツアーを模したというアコースティックセットで、『魂を抱いてくれ』『LOVER’S DAY』といった珠玉の名曲を歌い上げる。「感謝の気持ちを音で表したい」という氷室の言葉そのままに、大きな感動が客席を包んだ。再びバンド形式で臨んだアンコール後半は、『JEALOUSYを眠らせて』『SUMMER GAME』といった初期の名曲が続く。マイクを客席に向ける氷室。それに応えようとする観客からは、先ほどよりもさらに大きな声が上がる。誰もがその場にいることの幸福をかみ締める一体感の中、全28曲のステージがフィナーレを迎えた。

「親にも期待されてなかったけど、振り返ってみれば俺の人生パーフェクトだな!」MCではそう冗談めかして話していたが、日本のロック、J-POPシーンをトップランナーとして駆け抜け、代わるもののない存在感はまさに“完璧”。さらにこれからも、誰も見たことのない場所へと突っ走っていくに違いない。そう確信させられる圧巻のパフォーマンスだった。

この日の模様は、10月26日(日)午後6時よりWOWOWで放送される。

Text●川村望(バーン)

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