『私は貝になりたい』密着!全国行脚随行日記!
2008.11.26
番外編~奥出雲ロケ地レポート~

ブログをご覧のみなさん、こんにちは。
初日を迎え、すでに映画をご覧になった方が多いかと思います。

映画、いかがでしたか?
どの場面が印象的でしたか?
たくさんの感想、お待ちしてます!


今回は、全国行脚レポートの番外編として、
『私は貝になりたい』で重要なシーンが撮影された
奥出雲のロケ地レポートをご紹介します。


11月9日、訪れた時期は、紅葉真っ只中。
福澤監督とはTVドラマ『砂の器』からのお付き合いだという、
宇田川和義さんに、奥出雲町を案内していただきました。


出雲の空は、名前のとおり雲がとても厚いというのが最初の印象。
ときに、その厚い雲の合間から陽がこぼれ、神々しい光が指すのだとか。
映画をご覧の方はもうおわかりですね?
仲間由紀恵さん演じる房江が200人の署名を集め、
「父ちゃん、帰って来る」
と力強い希望に包まれるシーン。
そう、あのシーンは出雲の国だからこそ生まれた、
CGではない本物の映像なのです。


そのほか、房江が雪の中を夫のために200人の署名を集めて廻るシーンは、
ほぼこの奥出雲で撮影されています。
今年2月、気温はマイナス5度。
極寒のシーズンに行われた撮影は、それは大変なものだったでしょう。
宇田川さんによると、
「天気予報で雪が確実に降るといわれていたのに、
撮影当日になっても全然雪が降らない。
これはまずいと思って気をもんでいたんです。
でも、朝、監督が神社に参拝したら降り出して……
監督は本当に運の強い人なんですよ」
と、撮影時のエピソードを語ってくれました。

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署名を町の名士らしき男性に断られるシーンはこちらで撮影。

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仲間さんがおばあさんに道を尋ねるのは、この道で。

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泉ピン子さんが住んでいた家は、この茅葺屋根の家。

奥出雲といえば『砂の器』の舞台、亀嵩。
町を歩いていくと、映画とドラマのロケ地、
それから『砂の器』記念碑、道の駅には資料展など、
『砂の器』ポイントに巡りあうことができます。


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ドラマ版で、渡辺謙さんが捜査に行き詰まり訪ねる神社はこちら。湯野神社です。
※ちなみに福澤監督が雪が降るようお願いした神社もここ!

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ドラマ版で中居さんが使用したピアニカ。道の駅の資料展にて展示。

監督いわく、奥出雲の魅力は、
「茅葺屋根があって、昔ながらの風景が残る希少な土地。
そして、除雪やあたたかい食べ物など、
地元の協力体制が整っている最高の場所」とのこと。
美味しいお米(仁多米)と、卵に監督お気に入りの「しいたけ醤油」で、
毎日栄養をつけて撮影に臨んだのだとか(笑)。


ひとしきりロケ地を見学させていただいた後は、
福澤監督も合流して、
亀嵩温泉で有名な玉峰山荘へ。


この山荘は、撮影時に仲間さんが宿泊した宿。
町の経営する宿で、薬湯として昔から利用されていた温泉、
仁多米などの地元の素材をふんだんに使ったお料理で
人気が高い場所です。
ちなみに『私は貝になりたい』奥出雲ミニ写真展も開催中です。
http://tamamine.jp/


山荘に着いてすぐ、監督は砂風呂(サンドバス)に入っていました(笑)
監督だけでなく渡辺謙さんもヤミツキになったという
このお風呂は、肩こりや腰痛にビックリするほど効くそうです。
お風呂でリラックスされた後は、
撮影時にお世話になった方たちと宴会!

この宴会では、エキストラとして登場した方
(仲間さんに道を尋ねられるおばあさん役です!)や、
撮影時にご飯を用意してくれた婦人部の方など、
さまざまな形で映画を支えてくれた方がいらっしゃり、
映画の完成を祝いました。


監督も久しぶりの“しし鍋”に大喜び!
撮影時の思い出話に花を咲かせるみなさん。
映画は、いろんな人たちの想いによってできるものなんだと
改めて感じる、ひとときとなりました。


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山に囲まれ、空気のおいしい場所にある玉峰山荘。リラックスできる空間です。

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福澤監督を囲む奥出雲の方たち。みなさんに会えて、監督はとても嬉しそうでした。

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朝は、すくも釜で炊いた仁多米がいただけます! 美味し~い!

コメント
    いんちこ [08.11.26 PM11:11]
  • 沢山のレポありがとうございます。
    試写会を含め3回拝見しましたが、毎回涙してしまう場面が違うんです。
    色々な取材の、雑誌などの情報を得てから拝見するとなお更映画に携わった方の思いが、伝わってくる作品でした。
    本当に次代に受け継がれるべき映画だと思いました。

    ねね [08.11.27 AM06:22]
  • 映画 観ました。処刑シーンはすごくショックでしたが現実を伝えるには必要だったかも。ずっしりとこんな不条理があったんだなと心に残った気がします。私の一番好きなシーンは矢野中佐の頭を刈る場面。この重たい作品で石坂さんの優しい目が救いです。出雲のロケ地ルポありがとうございます。行きたくなりました。ぜひ、たずねたいと思います。

    モロ [08.11.29 PM05:59]
  • 砂の器がよみがえってきます!!

    嘆願書を書いてもらうのに、歩き回る房江さんのシーンは、印象深くて写真をみるだけでも「あ!あそのだ!」っとすぐに分かります☆

    ロケ地に行ってみたくなりました!

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