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日本代表、韓国に3-0で勝利!

もう先週の話になってしまうけど、韓国を相手にあそこまでの戦いをしたのは、驚きだ。韓国を圧倒して勝利した戦いぶりは、僕がこれまでサッカーに携わってきた30数年の間に無かったことだから、日本もここまできたかと感慨深い気持ちになる。

韓国のメンバーが落ちていた、という表現を聞くこともあるけれど、日本も長友が不在だった訳だし、そんなことを言い出したらきりがない。逆に、日本代表は非常に余裕を持ってプレーしていたし、選手一人ひとりの能力がここまで上がったのかと、驚きと喜びを与えてくれたゲームだった。

ザッケローニも良いタイミングで監督を引き受けた形になったと思うけど、このままザッケローニで予選を勝ち抜いていって、ワールドカップでどんなサッカーを見せてくれるのかなという気持ちになるし、将来へ向けての期待感はより高まったと思う。3-0という得点差だけじゃなく、内容でも圧倒していたのは、本当に凄いと感じた。

この要因は、ヨーロッパの大きなクラブでレギュラーとして試合に出ている選手が多いから、韓国相手だろうと臆することなく堂々とプレー出来ていて、自分の力をピッチの中で十分に表現できてたし、慌てることなく普段通りに戦えていたことが大きい。本当に頼もしいなと思う。

ひとつ問題点を言えば、遠藤のところは埋まらないなという感じがする。ザッケローニは家長を何度も試しているし、僕個人としても、技量的には家長も遠藤に近いくらいの力を持っていると思うけど、経験やパーソナリティの面でまだまだだと感じられるし、今のところ遠藤の代わりが見つかっていないのが、少し気がかりだ。ブラジルワールドカップは3年後だし、遠藤も34になるから、そこのところだけは心配だ。

また、日本がずっと抱えている問題として、センターバックの不安は消えない。現状見ていても、アンダー世代でも試合に出ていない選手が代表のポジションをつかんでいたり、吉田や今野にとって変わる若い世代の選手は今のところ見あたらない。ザッケローニはコンパクトなフィールドを求めるから、センターバックにもスピードが必要になるし、闘莉王が呼ばれていない大きな理由はそこにある。今野を使っているのもそうした理由からだと思う。センターバックと遠藤のポジションは、今後に向けて少し不安な要素だと感じられる。

ただ逆にアタッカー陣は、半端ではない層の厚さになっている。清武も良いデビューをしたと思うし、香川、本田に関してはすでにアジアのレベルではない。去年のW杯ではアタッカーで突出していたのは本田だけだったけど、そこに香川が出てきたことは、本田にとっても良いことだと思う。

以前、ヒデが少し代表で孤立した感じがあったし、本田も同じような状況になる可能性もあったけど、香川が出てきたことでお互いに切磋琢磨する関係が生まれてくる。プレースタイルやサッカー観が異なる、大きな輝きを持った選手が並ぶことは、より大きな層の厚さを感じさせられる。本田に頼るだけではなく、香川の出現がチーム力を大きく引き上げたと思う。

本田も、強引なプレーが減って周囲を上手く使うことが出来るようになってきたし、バランスも取れてきている。ここに、原口や宇佐美、宮市など、さらに若い世代にもクオリティの高い選手が控えているし、彼らが経験をどんどん積んで行くことが出来れば、3年後のワールドカップが本当に愉しみだ。

女子代表がW杯で優勝し大きな注目を集めているけど、男子も行ける!という気持ちにさせてくれた、韓国戦だった。

なでしこJAPAN優勝おめでとう!

日本サッカー女子代表がワールドカップで優勝したことは、本当に素晴らしいことだし、心からおめでとうと言いたい。プレーした彼女たちはもちろん、日本サッカー界が早くから総力を挙げて強化に励んだことが、この結果に繋がったのだと思う。育成やなでしこリーグの設立なども含めて、様々な投資がしっかりと花開き、結果に結びついたと言えるだろう。

また、選手たちがどんどん海外のトップリーグへ進出し、経験を積んだことも大きいと思う。代表チームというのは、その名の通り海外の選手たちと戦うのだけれども、特に女子はアメリカやドイツなどといったフィジカル面で圧倒的な相手と戦うことが多く、フィジカルで劣っていることに対してどうしてもコンプレックスを抱きがちになる。女子代表が今大会で見せた、アジリティを生かした戦い方は当然日本に会ったものだとは思うけれど、海外に出ていった選手たちが、日常的に体の大きな選手たちとリーグ戦を通して戦う事で、フィジカルで勝る相手と戦う術を身につけることが出来るようになるし、コンプレックスも減っていく。

日本人は国際試合になると、謙虚な姿勢が仇となり、相手をリスペクトしすぎることもある。それは良い面も悪い面もあるけれど、そういう部分が、海外に出ていって自分を主張したりアピールすることを覚えたり、相手にもこうした弱点がある、ということを知るなど、様々な経験の蓄積となって、自信を持って戦えるようになる。相手の長所も短所も知るというのは大事なことだし、それが自分を知ることにも繋がるから、ワールドカップという大きな舞台で力を発揮できた一つの要因になっていると思う。強化の成果だと思うし、賜だろう。

今回の優勝によって、女子サッカーに対する注目度は高くなるはずだ。その一方で、逆に今後は大変な時間が増えるかも知れない。国内リーグが上手くいっている訳では無いし、経済事情もある。もちろん、そういう中でもこの優勝は追い風にはなると思うけど、皆が考えているほど順調に行くとは考えられない部分もある。プロの選手が多くはなってきているけど、報酬という面ではまだまだ安いし、働きながらプレーしている選手も多い。そういう意味で、女子の選手はサッカーに対して純粋だと思う。

昔、サッカーが持っていたアマチュアの気質、本当に、ただサッカーが好きだからやっているという選手が大半だし、だからこそプレー出来ているという部分もある。そういう背景があるだけに、今のJリーグの選手とは別の種類の感動を与えられるし、彼女たちが様々なものを感じながらやっているからこそ、見ている人たちの心に響くのだと思う。来年のオリンピックでも、金メダルを取って欲しい。

長谷部選手と対談しました

昨日、ドイツ・ブンデスリーガ1部の長谷部誠選手と対談しました。
この模様は、今週土曜日のTBS・S☆1で放送予定です。

参照リンク:TBS・S☆1

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インフォメーション

【出演情報】

▼番組名:JリーグパーフェクトGoal Live!(5/21)
5/21に行なわれる4試合をスタジオにてライブ視聴しながら、MC(中村義昭氏)と複数の解説者が試合展開やゴール振り返り、4試合をライブにて紹介していく番組です。対象試合は下記のとおりです。
①14:00K.O. 磐田×福岡
②15:00K.O. 横浜×甲府
③16:00K.O. 浦和×鹿島
④16:00K.O. 名古屋×柏
※番組自体は「14:45~18:15」を予定しており、磐田×福岡戦前半終了から16:00KO試合が終了するまで進行していきます。

福田正博・オフィシャルブログスタートです

こんにちは、福田正博です。

私は2008年から3年間、浦和レッズでコーチとして仕事をしてきましたが、今年から現場を離れて、また外からサッカーを見ることになりました。

3年間、コーチとして仕事をしてきたことで、選手時代には見えなかった様々なことが見えるようになり、サッカーに対する見方、考え方にも少しずつ変化が出てきました。

このオフィシャルブログでは、サッカーのより深い部分をお話することが出来れば良いな、と考えています。

中断していたJリーグも、いよいよ本日から再開されます。皆さん、是非スタジアムに足を運び、お気に入りのチームを応援しましょう!
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